現地の価値観に驚愕
十代の頃にエジプトを旅したときに、「ええっ」と驚いたのは、向こうの人が、時間が来たら、そのとき何をやっていようと、仕事を中断して「お祈り」をはじめること。
ナイル川をゆったり小さな小船でクルーズしていたときのこと、「あらら、船頭さん、なんでこんな川のど真ん中で、いきなりオールを置いちゃったのかしら?」っていうことがありました。
観光客の案内中でしょう? でもでも、お祈りを始めたのです。それも、長い(笑)。いつになったら終わるのか、こちらは声もかけれないし・・・でも、宗教というものが深く人々の生活に入り込んでいる国なんだなあとしみじみ思ったものです。日本では考えられないですものね。仕事を中断して、お経をあげることはしませんもの。違うリズムと言うか、自分たちとは異なる価値観に依って生きている人たちの存在を、とてもリアルに感じた体験でした。とても豊かな人たちとも言えるかもしれません。自分の一番大切なもの(神とのつながり?)を最優先できるのですから。